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ここは ドリルの重要性 テクニカルショップのドリル のページです

ドリルの重要性その注意点のページ内索引


ドリルの重要性とその注意点

1、ボウリングの上達の要素の第1はドリル

 ボウリングの上達の要素の第一は、ドリルに掛かっております。又、上達の阻害の第一要因もドリルにあります。

2、ドリルの前にボールの重さについて

 ボールにドリルする前に、販売されているたくさんの種類のボールの中から、自分に適したボールを選んで購入することになります。そのボール選びはボウラーそれぞれに適した種類や重さ、そしてドリルの事も考えての事でなければなりません。ボールのデザインや色や流行や、新製品であるからとか、有名なプロが投げているからとの理由だけで選ぶと上達の本道から外れる事になり兼ねません。
 ボールの選び方については、別途、解説の予定です。
 ボールを購入する時に一番重要な要素は
ボールの重さであります。これについてよく考えなければ、ボウリングの上達は望めません。簡単に重いボールの方がピンが倒れ易い、ストライクになり易いだろうと考えて、あるいは周りのボウラーの意見を聞いて、日本人男性ボウラーは15ポンド、女性ボウラーは13~14ポンドを選んでしまいます。あるいは薦められて買ってしまいます。
 多くのボウラーは、又多くのドリラー、多くのプロボウラーも、技術的な研究の進んだ今日に至っても、ボールの重さは重い方が良い、その方が点数が上がると思い込んで他のボウラーに薦めています。
 特に、初心者のボウラーはこの事(重いボール)が原因で後々の上達に影響していることは、ボウラーに意識されていません。
  ボールの重さの問題点について、別途レポートします。
 さて、ボウリングと言うスポーツを根本的に分析しますと以下の説明になります。
 「
ボウリングでボールを投球するのは人体でありますが、元々、人体に備わっている能力、ここでは、つまり、手で握った比較的重いものを、コントロールして投げるという自然な能力(人体のメカニズム)を、効率よく発揮できる条件を整えることが必要となります。
 ボウリングの場合には、その条件の一つは、個々のボウラーの人体の筋力やメカニズムに合った
ボールの重さです。ボウリングのルールで16ポンド以下に規制されていますのでその範囲内での選択であり、もう一つは、個々のボウラーの人体のメカニズム(手・指の骨格と寸法)に合ったドリルであります。」
 個々のボウリングをする人(腕力・握力・その他の筋力等)に応じた重さのボールに、そのボウラーに合ったドリルをすれば、無理な投球フォームは必要ありません。特殊な能力が要求されるわけでもありません。
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3、人体に感じるボールの重さとドリル

 ボウリングの一番の問題点は、この重いボールを投球しなければならないことに尽きるのですが、あまり正確に寸法を追及していない一般的なドリルと、ぴったりしたドリル=例えばスパン0.5ミリ、ピッチ1,0ミリの違いまで追及されたボールを比べると、同じ重さのボールでも、それを握って持ち上げる時、あるいは投球中にボールがスウィングされている時に、人体に感じる(感覚的な)重さが、1ポンド以上も違ってくる場合が多いのです。要するに、ドリルの違いで、同じ重さのボールでも軽く感じたり、重く感じたりします。その結果、楽に投げれるか、無理な投げ方になるか、分かれ道になるのです。(ページ内の索引に戻る)

4、ボウラーの意識

 ボウラー本人は大抵そこまで意識していない場合がほとんどですが、人体にはその違い(重さの感じ)が影響して、無意識の内に投げ方まで変わってしまいます。投げ方を自分の思い通りにできるかどうかは、ひとえにドリルに掛かっているのです。もちろん、自分がどの様な投げ方をしているか?それを意識できているボウラーは少ないのです。それと共にどの様な投げ方をすれば良いのかもはっきり分かっているボウラーは少ないのです。
 大抵のボウラーは結果で投げ方が良かったとか悪かったとか判断していますが、
結果とはストライクになったとか、ならなかった!とか、スペアーが取れたから、取れなかったという事であれば、投げ方の良し悪しの正しい分析はできないことは、言うまでもありません。
 スパンの差1、5mmで同じ重さのボールが重く感じたり、軽く感じたりで、その感じが手と足の運びのタイミングに影響し、それが球道のコントロールに影響し、成績に反映されるのですが、通常その違いを意識できないでボウリングを続けている場合が一般的です。
 
しかし、一旦ぴったりしたドリルに出会うと、だんだんスパンの少しの違い、穴の角度(ピッチ)の違い、指穴の少しの違いが分かってきて、意識的になり、その違いはボウリングがうまく出来るかどうかの分かれ道であることに気付き始めます。
 初心者からプロボウラーまで、もっとドリルを追求することで、もっと楽に投球できる様になりますから、ドリルの追及で、更なる上達は容易に得られるでしょう。
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5、ドリルの実態、投球技術を言葉で説明
  するのは難しい

 ボウリングの、この様な実態は、言葉で説明してもご理解は難しいものです。又、その様な知識の普及には多数の実体験ボウラーが必要です。皆様もぜひ、この文章の言葉に表わされた要素を追体験して見て下さい。その上で、不明な点をご質問ください。ご理解いただけるまで、投球して頂きながら説明させていただきます。
 
私はこれまでに、ボウリングの専門誌「ボウリング ジャーナル」や「ボウリング マガジン」に技術レポートを記載したり、それ以前には、業界誌にドリルや投球技術のレポートをして参りましたが、ボウリングの本質について、字句や言葉だけでは、中々説明もご理解も難しい様です。
 この本質を、ボウラーの皆様だけでなく、ボウリング場の経営者様やボウリング関係者の方々にもご理解いただければ幸いです。ぜひ、テクニカルショップのドリルの過程を最後まで実体験してみて下さい。そして、その過程を中途半端な状態で終わらせないで、最後まで実体験していただいき、ドリルの要素の多くを知って頂いてから、評価して頂きたく思います。そして、これらの知識と実体験をお客様にお伝えいただければ、お客様はボウリングのおもしろさ、奥の深さに魅了され、それは末永い集客力の一つとなるのではないでしょうか?(ページ内の索引に戻る)

6、テクニカルショップのドリルと注意点

 テクニカルショップのドリルの過程を完全にお受けいただければ、必ず過去よりボウリングの技術と知識の向上を獲得していただけるでしょう。段々に成績も向上していただけるでしょう。
 
但し、ベストなメジャーだけが出来ても、そのメジャーとセットになったフィッティングがなければ、決して良いドリル穴はできません。更に、ドリルの手順を総合的に考えて、一人のドリラーがメジャーに始まり、フィッティングまで、一連の作業を実行・管理するのでなくては、良いドリルはできません。

★ テクニカルショップのメジャーシートやテクニカルショップでドリルしたボールを見本ボールとしても、他店でこのドリルの再現は出来ないと思われます。この点は誤解頂かない様にお願いします。(ページ内の索引に戻る)

7.スイッチグリップの実態と注意点

 スイッチグリップを採用すれば、それだけで、良い成績に結びつくとは考えないで下さい。ベストな親指穴が出来て、次のボールにも同じ親指穴を再現ドリルすることが難しいので、その場合に初めてスイッチグリップが有効となるのです。同じドリルをした、複数個の曲がり方の違うボールを用意して、レーンコンデションに対応するのが現在のボウリングスタイルです。

★スイッチグリップでもう一点、ご理解頂きたいことは、スイッチグリップのインナー(取り外してボールに抜き差しする部分でフィッティング加工された親指穴があいている)は、1個だけ作って、手持ちのボール全部に入替して使用をお勧めしています。
 と言いますのは、上記の説明でもお分かり頂けるとは思いますが、少しずつ投げながらフィッティングして、ベストな親指穴が出来た場合、それと全く同じ親指穴を作る(フィッテイング加工)ことは大変難しいことなのです。ですから、スイッチグリップが発明されたのです。

★しかし、こんなことはめったにありませんが、たまにインナーが外れて、失ったり、壊れたりすることは皆無ではありません。テクニカルショップの実績ではこの様な事故は1割以下ですが、この様な経験のあるボウラーは、予備のインナーをに作ってほしいと要望される事があります。費用が余計にかかりますが無駄にはならないと考えています。しかし、それでも、実際に普段使用するインナー(親指穴)はどれか一つを使い、もう一つは予備にし、あれこれを交互に使うことは避けるべきと思います。
 それほどボウリングボールの指穴は微妙であるということです。この感覚は実際に経験されて、意識する様になって実感できることなのです。
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8、人間(ボウラー)の指の実態

 もちろん、人間の親指自体は(他の指も)、日々、ほんの少し大きさが違います。気温や湿度、血圧、体調、職業(例えば水を使う職業、油や薬品を使う職業、段ボールを手で運ぶ等)の影響を指摘されるボウラーもいらっしゃいます。
 さて、以上はボウリングと直接関係のない原因による例ですが、次にボウリング(の投球)が直接指のコンディションに影響する場合について、考えて見ましょう。
 ボウリングの投球ゲーム数が多すぎると、指が腫れる場合があります。次の日の最初の投球では親指は入り難い場合があります。それでも、きつかった親指は投球を重ねるとだんだん腫れが引き、ある程度落ち着きますが、又、投球数が多すぎると次の日の最初は指が腫れています。この繰り返しのボウラーを見掛けます。指の腫れを繰り返していると指にタコになる場合もあります。又、皮膚にキズができてしまいます。
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9、指の腫れ、タコ、キズはドリルが原因

 指の傷や痛み、変形、それに指の抜けの悪い(逆に抜けすぎる)原因、手首の障害等の原因はドリルにかかっています。投げ方や指の抜き方、ボールの握り方が悪いのではありません。
 この様な症状はドリルが合っていない場合は顕著に起こります。ぴったりしたドリルであれば、この症状はほとんどありません。この様な問題をスイッチグリップで解決しようとする前に、指の腫れやタコの原因(ドリル)を追及するべきです。
あなたも、昨日はゆるめの親指穴が今日はきつくて入らなかったとか、抜けにくかったと言う様な、又逆にゆるすぎてボールを落とす状態になった経験をお持ちではありませんか?
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10、指穴の調整はボウラーの日常業務

 もちろん、指の変化やタコがそんなに極端でない場合はご自分で調整するべきです。
 
穴がきつい時=指穴の内面を削る特殊ツールとサンドペーパーが必要です。但し、指穴を削ることは失敗すれば、修正が難しくなります。ドリルからやり直さなければなりません。勿論、鉛筆にサンドペーパーを巻きつけてヤスリの様にして、加工できないことはありません。その昔、今の様に、便利な工具がない時代はこの様な方法で親指穴までも細工したことを思い出します。

 (指穴加工用工具=ツール)
ウルトラフィットワークアウトツール・キッ
穴の内壁を削るためのツールです。テクニカルショップではアメリカ・エボナイト社の <ウルトラフィットワークアウトツール・キット>をお勧めしています。円筒の内壁を引き削りできる工具で、ハンドルの先に円盤の刃が付いています。

② 3-N-1 ボウラーズ ツール
 
その他、エボナイト社からは、ワークアウトツールとべべリングナイフとインサートテープのリムーバー(剝すための)ツールの3種が一つになった<3-N-1 ボウラーズ ツール>も発売されています。3-N-1ツールはハンドル部分の使い勝手がよくないので、携帯用・非常用と考えた方が良いかも知れません。

③ハンマー ボウラーズ ツール セット
 
同じ様なツールはハンマー社からも発  売されています。ハンマー社のツールは <ワークアウトツールとべべリングナイフとイ ンサートテープ リムーバー>の3 種のツールが別々のツールとなっていて、プラス ティックのケースに収納されています。使い勝手はエボナイト社の3-N-1 ボウラーズ ツールよりも断然良い様です。

穴がゆるい時=インサートテープ(指穴の内面に貼りつけるテープ)と、テープ幅を調整のためのハサミがあれば、ご自分である程度は調整できます。
 この程度の調整は常に必要ですから、ぜひマスターして戴きたいものです。 
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11、指穴の調整(インサートテープ)の注意点

 インサートテープは、大まかな分類で滑り止めテープ滑るテープがあり、用途と、張り付ける場所が、全く異なります。 
 インサートテープは各社から、色々な材質のものが発売されています。どれが良いのか、選択が重要です。
市販のインサートテープの中には、使わない方が良いテープもあります。
 テクニカルショップでは、通常はMASTER(マスター社)のインサートテープをほとんどのボウラーの皆様に良い結果が得られるテープとしてお勧めしていました。していましたと、過去形で表現させて頂いたのには理由があります。このマスター社のインサートテープの材質が数年前に変わりました。又、最近は更に、材質が変わったようです。新しく、お奨めのテープが見付かれば、お知らせしたいと考えています。 インサートテープで指穴の微調整、試行錯誤で段々修正法をマスターできます。
 但し、テープのメーカーや材質を選んで下さい。どんなテープが良いのか?どのくらいのテープ幅(テープ幅は自分で調整するべきです)が良いのか?それを指穴の何処に張ればよいのか?どのくらいの厚みが良いのか?色々試行錯誤で見つけて下さい。不明の点はご質問ください。

 ここで、注意しなければならないことは、指自体にテープを巻いたり張ったりして調整は避けて下さい。テクニカルショップのお客様にはその様に助言させて頂いています。
その理由は、テーピングテープで指を覆うことは、指の皮膚感覚がなくなり、良いリリース、微妙なリリースコントロールが難しくなります。材質がやわらかいため、リリース(放球)時の指のすべりが一定にならないからです。

 ちなみに指穴の中に張るテープでもやわらかい、クッション性のある素材のテープは、同じ理由で避けるべきと考えます。逆に、指紋がすり減る様なテープもありますが、この様なテープを使用しなければボールを落とすのではないか?と、不安が生じるのであれば、ドリルをやり直すべきと思われます。
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12、究極の指穴調整法

 指穴がきつく感じる、又逆にゆるく感じるその時に、少し大きめの親指穴や、逆の場合は少し小さめ(64分の1インチ程度の差)の親指穴に変更できたら、どんなに便利でしょうか?
 こんな時の用意に、少し太くなった(あるいは少し細くなった)親指にフィッティングされたインナーを作って、予備に持っておれば、あわてることなく、成績を落とすこともないでしょう。
 こんな事も出来るのがスイッチグリップです。PBAのプロの中には実際に、ほんの少し大きさの違う穴のあいたインナーを何個も用意し、並べておいて、ゲームの途中でインナーを入れ替えて指のコンディションの変化に対応しているボウラーを見受けます。
 もちろん、一般ボウラーはそこまでする必要はないと言われるかもしれませんが、このような微妙な調整はプロにのみ有効というわけではありません。

(注)インナーに対して、ボールに固定された筒はアウターと言います。用意されているボールにはすべてにアウターが固定されています。ですから1つのインナーを、投球するボールに差し込み。固定(ロック)して使用します。投球するボールを変える場合は、それまで投げていたボールのインナーを抜き出し、これから投げようと思うボールに差し込み、固定して、そのボールを投球します。
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13、良い指穴は指穴の抜け具合を忘れて
  投球に集中できます

 ボウラーの手指や握りにフィットした指穴が完成しますと、親指を抜くと表現される様な意識も、動作(抜き方)も、必要なくなります。ひたすら、投球ラインやスパット(投球の際の目印)や、ボールの着地点に集中できます。又、アプローチ上での体の向きとアプローチの方向と直線歩行、手足のタイミング等、投球フォームの中の重要な要素に意識を集中できる様になります。
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 テクニカル ショップ 店主
   <ドリラー・インストラクター> たかさか けんじ

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